第8回サイエンスフォトコンテスト審査結果報告

たくさんのご応募ありがとうございました。
全国から寄せられた応募作品の中から、見事に入賞された方々の作品を、ここに発表させていただきます。

コンテスト概要

(1)コンテスト名
第8回サイエンスフォトコンテスト
(2)応募テーマ
「発見!身近な科学の不思議や驚き」
(3)応募期間
2025年7月1日(火)~10月31日(金)
(4)賞【一般部門】
●最優秀賞(1点) 受賞盾、副賞として商品券10万円
●サイエンス賞(5点) 受賞盾、副賞として商品券1万円
  【中高生部門】
●最優秀賞(1点) 受賞盾、副賞として図書カード3万円
●優秀賞(4点) 受賞盾、副賞として図書カード5千円

審査員(敬称略・五十音順)

委員長

伊知地 国夫
一般社団法人日本自然科学写真協会 会長

委 員

荒木 泰晴
バンリ映像 代表/プロデューサー
伊藤 洋一
日本科学未来館 副館長
小俣 珠乃
国立研究開発法人海洋研究開発機構 技術主任
綿貫 啓一
埼玉大学大学院 教授

受賞作品(順不同)

一般部門

★最優秀賞 (1作品)
「寒とハロ」

撮影者 林 巧
撮影者からのコメント
マイナス15度まで冷え込み木には霧氷がつき、太陽の周りにはハロが発生しました。

★サイエンス賞 (5作品)
「カランコエの不定芽形成」

撮影者 今村 耕平(教職員)
撮影者からのコメント
植物の分化全能性は身近なところで見られる。窓辺のカランコエは葉の周辺にびっしりクローンを形成する。愛おしいその姿にはよく見ると小さな葉だけでなく、ちゃんと発根までしているのだ。こうやって植物は有性生殖だけでない命の受け継ぎ方を私たちに見せ、逞しさを分けてくれる。

「豪華な衣装」

撮影者 太田 明男
撮影者からのコメント
数ミリ程度の小さな虫です。ハゴロモ類の幼虫です。成虫とは全く似ていません。誰がデザインしたのか、かなり派手な格好です。
親と違う姿の幼虫は他にもいますが、これほど違った姿は珍しいです。

「海岸に現れた無数の分身」

撮影者 横山 栄治
撮影者からのコメント
強風時に海岸に発生する、波の花の一種の虹色の泡に映った分身。

「交差する軌道」

撮影者 島 宏幸(教職員)
撮影者からのコメント
太陽と月、そして人間が作り出した飛行機――。
異なるスケールで動く三つの軌跡が、一瞬だけ同じ画面上で重なりました。
宇宙の運行と人の技術が偶然に交錯するこの瞬間は、私たちが自然の一部でありながら、それを観測し、飛び立とうとする存在であることを象徴しています。
科学の眼差しと人間の探究心、その両方を一枚の中に込めました。

「幻想白い虹」

撮影者 糸賀 一典(会社員)
撮影者からのコメント
一面を覆っていた霧の中で、白い虹があるのを発見した。しかし、カメラレンズに入りきれないため、走って白い虹に外まで移動。ようやく半円の白い虹が撮影できた。二人のカメラマンも、白い虹に魅せられていた。その数分後には、白い虹は消えていった。

中高生部門

★最優秀賞 (1作品)
「僕らを見下ろす天の川」

撮影者 染野 理(工学院大学附属高等学校2年)
撮影者からのコメント
この写真は天の川をより強調するため100枚写真を赤道儀を使い撮影し、撮影したものを加算平均合成し天の川に露出を合わせた写真と地上に露出を合わせたものをレイヤーマスク合成するという、2つの合成を組み合わせたものです。できたものを見ると僕たちは宇宙のイチ惑星に過ぎないことを自覚させるものだと思いました。

★優秀賞 (4作品)
「水路の溜まり」

撮影者 金子 璃月(郡山女子大学附属高等学校2年)
撮影者からのコメント
私たちの町は今から約150年前の「安積疎水事業」によって発展を遂げました。この円筒分水は猪苗代から引いた農業用水を郡山と須賀川に分けるためのもので、現在も使われている歴史的にも大変貴重なものです。この夏、安積疎水について調べ、改めて水の大切さについて理解を深めることができました。

「パシフィック・ゴールド」

撮影者 中河原 彩希(東京都立富士高等学校附属中学校1年)
撮影者からのコメント
水族館で撮影した、水深300mで遊泳するクラゲ。水に届く光が少ない環境でクラゲは自ら光を放ち、その鮮やかな黄金色が暗い海で存在感を放っています。この美しい光のコントラストは、生命のもつ科学的な力と魅力を強く伝えます。

「身近で遠いお隣の銀河」

撮影者 古林 拓人(工学院大学附属高等学校2年)
撮影者からのコメント
夜空を見上げると、肉眼ではぼんやりとした雲のようにしか見えない天体があります。それが、私たちの天の川銀河のお隣にあるアンドロメダ銀河です。この銀河は、空に広がる見かけの大きさだけを見ると、満月が横に六つ並ぶほどもありますが、遠く離れているため淡くしか見えません。私は、この身近な夜空に隠された宇宙の大きさに驚き、写真に残したいと思いました。肉眼では見ることのできない淡い光を写すため、複数の写真を重ねるなどの画像処理を行い、銀河の全体の姿が分かるようにしています。

「燃えよ夕焼け!!」

撮影者 大塚 壮一郎(早稲田中学校2年)
撮影者からのコメント
部活(数学研究部)終わりに戸締りをしていたら、見たことのない絶景が窓外に広がっていました。二度と見ることができないかもとスマホでカシャッ! 調べてみたら、台風接近で空気中の水蒸気が多くなり赤色が散乱されずに一層強く目に届いたことで、このスペシャルな夕陽が見られたとのこと。燃える夕陽に心もホットになりました!

ページの先頭に戻る